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皆さんこんにちは。福岡のAと申します。 今回は私が福岡から北海道まで56時間JRの在来線を乗り継いで自分探しの旅に出た話をお話いたします。 先生には彼と喧嘩する度に電話で鑑定していただき、色々相談に乗っていただいてました。 いつも喧嘩ばかりの私と彼でしたが、今回は本当に別れてしまうかも・・と思うくらい大きな喧嘩でした。 私のつまらない嫉妬から、彼を怒らせてしまい、一日の沈黙後彼から「部屋にある荷物を取りに行く」というメールが来て、「もう終わりかも。このまま別れてしまうかも。それでもいいや。所詮彼もその程度しか私の事思ってないんだよ。」と思いました。 先生に相談すると、「今日は会っちゃだめ。このままじゃ本当に別れちゃうよ!」と言われました。私は内心「別れてもいいもん。もう疲れたよ」と思っていましたが、取りあえず彼には「今日は頭がパニくっているので今日はお願いだから来ないで」というメールを先生に言われた通り送りました。 その時先生に「北海道おいでよ。北海道来たら何か見つかるかもよ」と言われましたが、私は「来週だったら安いチケットが取れそうなので、来週行きます」と言いました。 その日仕事が終わって家に帰り、彼のことをぼんやり考えていました。 彼を好きな気持ちと、彼の事許せないという割り切れない気持ちが頭の中で揺れていて、「大丈夫」と「もう駄目」の繰り返しでその日とうとう一睡もできませんでした。 まだ夜が明ける前、「一度彼から離れた所で自分の考えを見つめ直してみよう。」と思い、いてもたってもいられず、気づいたら5時の始発電車に飛び乗っていました。 私が買った切符は「鉄道の日記念 JR全線乗り放題切符」というもので、3日間JRの在来線を乗り放題できる切符でした。 「これで北海道に行こう、粛蘭先生に会いに行こう。それまでに何か自分の中で何か見つかるかもしれない。」 じっとしてはいられなかったんです。何でもいいから動いていたかった。 九州を出るまでは電車の中でずぅぅ〜っと泣いてました。 まだ外は暗く、窓にぼんやり映る自分の泣き顔に悲劇のヒロイン感倍増でした。 山口辺りで通勤ラッシュにぶつかり泣いてもいられなくなりました。 9時前に思い出して会社に電話をしました。「突然母が入院することになりまして・・。」と縁起の悪い嘘をつき、3日休みをもらいました。 粛蘭先生があれほど口すっぱくしておっしゃていた「言霊」が一瞬よぎりましたが「お母さん。私の一大事なの。許してね。」と心の中で謝りましたので母も許してくれるでしょう。 途中で時刻表を購入したのですが、電話帳の様に分厚い代物でした。 それを蛍光ペンでチェック入れている姿は間違いなく鉄道マニアに見えたことでしょう。 乗り継ぎの連続で、時間帯が悪いと1時間くらい待つこともしばしばでした。 電車に乗ってる時間、電車を待っている時間、どの時間も彼の事を考えていました。 相変わらず食欲も無く、眠くもありませんでした。でも、いつでも喉はカラカラでした。 ずっと考えても、その日は自分が今後どうしたいのか答えは出ませんでした。 岡山で電車待ちの時に粛蘭先生に電話をしました。先生は驚いていたけど「気をつけてね」と優しく言ってくれました。 広島、岡山、神戸、京都、大阪、数々の観光地を素通りしてきた私は一日目福井に宿泊することになりました。 勿論、予約なんてしてませんから駅に一番近いビジネスホテルに行き当たりばったりで入りました。 とても狭い部屋で、TVのリモコンなんて必要無いんじゃないかと思うほどでした。 でも、ホテルに入ってなんだか急に楽しくなってきました。 行き当たりばったりの状況が自由で、傷心旅行で在来線に乗って北海道なんて普通じゃなくておかしくて、なんだかお腹がすいてきて駅のコンビニで買ったおにぎりを食べました。 こんな事までしないと自分の気持ちも確認できないって我ながら不器用なやりかただな〜と思ったけれど・・ 彼にメールをしました「今福井にいます。家にいると気持ちの整理ができなくて、ちょっと福岡から離れます」 彼からすぐ「なんで福井?」「お金は大丈夫?」「ホテルとかとってるの?」「鍵はちゃんと閉まる?」と数々の心配メールが来ました。 私が「お金はあんまりない。だから送って」と先生に言われた通りにメールすると、すぐ彼から電話が掛かってきました。 彼は、私の事を心配して掛けてきてくれました。喧嘩する前の2人みたいに会話することができました。 先生に言うと「彼は心配してるのよ。あなたの事を思ってるの」と言われました。でも、私はまだ答えを出せずにいました。 彼の声をあの日以来聞くことができ、安心したのかその日はぐっすり眠れました。 次の日、金沢、富山、新潟、秋田、青森と移動しました。 新潟の海岸線を通る列車で日本海を見ながら考えているうちに一つ一つ自分の中の思いを整理することができました。 それまで、色々な思いと戦いながら移動してきたけど一番大切なのは「私は彼のことが好きで、これからもずっと一緒にいたい」ということ。 どうして私が彼を怒らせてしまうような事をしてしまったのか。 それは、今まで「彼にこうして欲しい」っていう欲求が多くて、自分自信もこうしなくちゃいけないって、知らないうちに無理をして窮屈になっていたって事。 それが私を疲れさせていた。自分で自分の首を絞めていたにすぎない。 私は今まで嫌な女になっていた。もっと自分に無理をせず付き合える方法があるはず。もっと強くなって大人になろう。
青森に22時に到着し、どのホテルも満室で電話を掛けまくって、唯一空いていたホテルは風呂トイレ共同の古いホテルでした。 なんと、ホテルなのに2段ベッドなのです。こんなに堅いベッドってあるんだって初めて知りました。 その時初めて一人が心細くなりました。彼の声が聞きたかったけれど我慢しました。 ここで電話をして「風呂トイレ共同で二段ベッドのホテルだよ〜」なんて言ってたら福岡にいるのと同じですから。 彼とは少し距離をおいて考え事をしに私は旅をしているのだから。 そして、粛蘭先生に電話をしました。 その日の先生はいつになく厳粛ムードでした。 「彼との今後をどうするのかはっきり答えを出すつもりで北海道に入って来て。明日は私との真剣勝負よ。」 私は自分の中で今日答えを出したつもりだけど、明日電車の中でもう一度考えてみようと思いました。
次の日朝一の函館行きの特急に乗りました。 電車に乗っている時間だけで56時間というありすぎる時間の中、私はずっと考え事をしていたので、ここまであっという間だったなぁと思いました。 今後こういう旅をすることがあるだろうか? 今まで、どんなに辛くても、失恋しても、北海道に在来線で一人で旅するなんて、その間中ずっとその人の事を考えているなんてあっただろうか? 考えている時は自分の中の何かが戦っていてとっても辛かったけど、悩んだけど、良くも悪くもこんなに相手の事考えた事今まで思ったことあったっけ? やっぱり彼は今までの人とは違う。 絶対このまま終わらせたくない。ずっと一緒にいたい。って思いました。
北海道は晴れていました。 九州から本州を横断し、正直言って日本はどこも風景が変わらないって思ってたけど、北海道は違いました。空気が澄んでいるのか空や山の色が綺麗でした。 そして、広大でした。福岡では見れない景色たちでした。 函館、苫小牧を経由し札幌に到着しました。 福岡から2日半かかってやっと到着です。 達成感というものを久しぶりに味わった気がしました。 札幌駅で先生が迎えてくれました。 先生の家に到着してから「気持ちは決まった?」と先生に聞かれて、私は今まで旅して考えてきた事、自分が嫌な女になっていたこと、やっぱり私には彼しかいないということを話しました。 その日は、サッポロビール園に連れて行っていただき、ジンギスカンを食べました。 帰ってから夜中まで先生にこれからどうやって彼と向き合っていくのか、どうやって彼を操縦していくのかを教えていただきました。
次の日、私たちはバスツアーに参加し札幌の名所を観光して廻りました。 あいにくの雨でしたがとても有意義なものでした。 私が福岡に帰ったのはその次の日ですが、帰りは飛行機で帰りました。 たったの2時間で帰りつきました。 でも私は、北海道に電車で行って良かったと思います。 あの56時間がなければ私は彼を諦めていたかもしれませんから。
それでも、福岡に帰ってからも彼とのやりとりで色々悩んだり、苦しんだりした事もありました。 「やっぱりもう駄目です、限界です」と先生に泣きながら電話したこともありました。 その時先生に「あなたが北海道に着いた時私に言ってくれたよね。”私は嫌な女になっていた”って。あの時言っていたあの言葉は嘘じゃなかったと思うよ。あの時のあなたの素直な気持ちだと思うよ。だからあの時の気持ち忘れないで欲しい。」という言葉をいただき、自分の気持ちを取り戻しました。 そして、縁結びのやり方を教えていただき実行しました。 その日何日も音沙汰がなかった彼から連絡があり、縁結びの威力がその日のうちに出て驚きました。 そして、先日ようやく彼と元通りになりました。 今回、私が北海道に行った事で私も彼もお互いの気持ちを見つめ直すことができたので、これから二人の絆が一層深まる事と思います。 粛蘭先生色々ありがとうございました。これからは、結婚に向けて頑張りたいと思います。 今度は福岡でお会いできる日を楽しみにしております。
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